結果はあるけれども、これからどうすれば良いか分からない、病気に関する素朴な疑問などについても、ご相談いただければお答えしたいと思います。

検査項目	検査内容
血液検査	採血にて得られた血液を利用して病状などを調べる検査。検査会社と連携していることにより、400項目以上を検査可能。
12誘導心電図検査	胸部6ヶ所と両手首、両足首に合計10個の電極を付けて、心臓の電気的な活動・変化を記録する検査。心筋梗塞・狭心症・不整脈・心房、心室の肥大、負荷・薬剤(ジキタリス等)の影響・電解質(カリウム等)異常等の診断に有効。
ホルター心電図検査	携帯型心電計を24時間装着し、日常生活上の心電図の変化や脈拍を記録して分析する検査。24時間の心電図を記録することで日常生活活動における身体的・精神的刺激による不整脈の検出や心筋虚血の有無を明らかにするために行う。入浴時も計測可能。
心臓超音波検査	高周波の超音波を心臓に発信し、返ってくる超音波を受信することにより心臓の動きを画像に映し出す検査。心臓の大きさや形、壁の厚さや動き、血液の流れや速さ、方向を検査可能。心肥大や弁の狭窄、心筋症、心内膜症など多くの心疾患の診断に役立つ。
頸部超音波検査	高周波の超音波を心臓に発信し、返ってくる超音波を受信することにより頸部血管を画像に映し出す検査。頸動脈付近は動脈硬化の好発部位であり、内頚動脈を検査することにより、全身の動脈硬化度の評価を得ることが可能。また、頸動脈は脳血管の上流にあたり、脳血管障害の危険度を推定するには極めて重要。
腹部超音波検査	高周波の超音波を心臓に発信し、返ってくる超音波を受信することにより臓器の形を画像に映し出す検査。血管・腎臓・胆のう・胆管・膵臓・腎臓・骨盤内等の結石や腫瘍などの検査に役立つ。特に自覚症状のない血管疾患（大動脈瘤等）の早期発見に有効。
レントゲン検査	エックス線を透過させ臓器の形状・腫瘍・炎症を色の濃淡で表示する。肺炎の鑑別に有効。
酸素飽和度検査	皮膚を通して動脈血酸素飽和度（SpO₂）と脈拍数を測定する検査。酸素飽和度は肺や心臓の病気で酸素を体に取り込む力が落ちてくると下がる。慢性に肺や心臓の病気がある方は息苦しさや喘鳴が強くなり酸素飽和度が3～4%低下した場合はかかりつけ医に相談を。
ABI検査	上腕動脈の血圧に対する足関節レベルの血圧の割合を意味する指標。末梢動脈疾患の診断に役立つ。主に足の疾患に使用するが、高率に脳血管疾患や冠動脈疾患を合併するため、全身的な動脈硬化の指標になる。
SPP検査	足趾に測定用のプローブを巻き、皮膚の潅流圧を測定する検査。細い血管の血流を測定することで、傷ができたときの悪化のリスクを把握することが可能。動脈硬化の指標としても使用する。
ドプラー検査	血流の音を増幅させ確認する検査。音の大きさや血管が狭窄している場合は特有な狭窄音が確認される。フットチェックに使用し、足背動脈・の血流の評価を行う。
フットチェック	看護師による、足の状態のチェックを行う。傷の有無・自覚症状・爪の状態・靴が足に合っているか・足の温かさ・血流の状態等を確認し、必要であれば各種検査を合わせて行い、総合的に評価を行う。
24時間酸素飽和度測定検査	指にプローブを装着し、赤外線を利用し酸素飽和度の測定を24時間かけて行う検査。日常生活における身体的・精神的負荷による酸素飽和度の変化を測定する。負荷がかかった時のみ酸素飽和度が低下する狭心症や心不全などの病気や睡眠時に呼吸が停止することにより酸素濃度が低下する睡眠時無呼吸症候群の評価に有効。
SAS検査	鼻に呼吸を測定する管と指に酸素濃度を測定するプローブとお腹に睡眠時の体位を測定する装置を装着し睡眠時の呼吸状態・酸素濃度・睡眠時体位による影響を測定する検査。睡眠時無呼吸症候群の検査に使用。
尿検査	尿を利用し病状などを調べる検査。血液反応・蛋白反応・糖反応を測定することが可能。様々な疾患の評価に使用する。
便潜血検査	便を利用し血液反応を調べる検査。上部消化管・下部消化管からの出血の評価に使用する。出血部位によりヘモグロビン値とトランスフェリン値に差が生じるため出血部位の予想にも使用。貧血の精査に有用。
シャント超音波検査	高周波の超音波を発信し、返ってくる超音波を受信することによりシャント血管を画像に映し出す検査。血管の血流や狭窄、石灰状態の評価に使用。
甲状腺超音波検査	高周波の超音波を発信し、返ってくる超音波を受信することにより甲状腺の大きさ・腫瘍病変の位置や大きさ、性状などの評価に有用。
その他検査	MRI検査・CT検査・骨密度検査・内視鏡検査など必要があれば近隣医療施設へ当院が予約手続きを行い紹介いたします。

接種可能な主なワクチン

季節性インフルエンザワクチンの予約開始時期が確定しましたらお知らせします。今しばらくお待ちください。

以下のワクチンは電話もしくは窓口での予約が必要となります。

• B型肝炎
• 成人用肺炎球菌
• 帯状疱疹（50歳以上対象）

定期接種の期間外でも自費で接種することが可能です。

予防接種を受けられない方、注意が必要な方

• 発熱（37.5℃以上）が認められる方
• 重篤な急性疾患を患われている方
• ワクチンに含まれる成分（卵や抗生物質、安定剤など）に対してアレルギーがある方
• 妊娠している方で、風疹、麻疹の予防接種を受ける予定がある方
• 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などで受療中の方
• 予防接種後2日以内に発熱や発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状がみられた経験がある方
• 今までにけいれんを起こしたことがある方
• 過去に免疫不全と診断された方、あるいは近親者に先天性免疫不全の人がいる方

当日ご持参いただくもの

• 診察券
• 保険証
• 医療証