腎臓について
腎臓は、体内の水分・電解質のバランスや老廃物の排泄など、生命維持に欠かせない働きを担う重要な臓器です。
左右に1つずつ、腰のやや上、背中側に位置しており、大きさは握りこぶし程度です。
腎臓の機能は大きく分けて
以下の3つです。

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老廃物の排泄腎臓の主な役割の一つは、血液をろ過し、不要な老廃物や余分な水分を尿として排出することです。
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水分や電解質の調整腎臓内部には「ネフロン」と呼ばれる微細なろ過装置が約100万個あり、糸球体で血液中の成分を選別し、尿細管で必要な物質を再吸収します。これにより体内の成分バランスが保たれます。
※腎臓は単なる“ろ過器”ではなく、体の恒常性を維持する調節機能も持っており、ナトリウムやカリウムなどの電解質、血液のpH(水素イオン濃度)を一定範囲に保ち、血圧の調整にも関与します。
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ホルモンの分泌と調節腎臓は、血圧が下がったり、体内の塩分量が減ったりすると「レニン」という物質を分泌します。これが引き金となり、血管をぎゅっと縮めたり、体に塩分や水分をためこみやすくしたりして、血圧を元に戻す働きをします。
慢性腎不全とは
腎臓の機能をチェック!
腎臓の機能によって5段階のステージ(病期)に分けられます。
血液検査のクレアチニン値と性別、年齢から推算するeGFR(推算糸球体ろ過量)で腎機能が確認できます。
まずは、自分の腎機能の状況を知ることが非常に重要です。
以下の表で自分の立ち位置を確認してみましょう。
※タンパク尿がある人の方がeGFR値の低下速度が加速する傾向にあります。
CKD
重症度
ステージ
- ステージ1
- ステージ2
- ステージ3
- ステージ4
- ステージ5
eGFR値
- 90以上
- 60〜89
- 30〜59
- 18〜29
- 18未満
治療法
- 正常
- 生活改善・
食事療法・
薬物療法 - 腹膜透析
人工透析
腎臓移植
腎臓は、一度悪くなると自然に治すのは困難です!
状態を適切に把握するためには、
専門医の診断が必要です。
こんな症状ありませんか?
生活習慣病などにより腎臓が悪くなるとこのような症状があらわれます。
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中枢神経症状
- 頭痛
- 意識障害
- 幻覚
- 振戦
- けいれん
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眼症状
- 網膜症
- 角膜や結膜の異所性
石灰化(赤眼症候群)
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末梢神経症状
- 知覚障害(遠位から発症、左右対称)
- レストレスレッグ症候群
- 灼熱脚症候群
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免疫異常
- 重症感染症
- 日和見感染症
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血液異常
- 高度の貧血(腎性貧血)
- 血小板機能低下による出血傾向あああ

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心血管症状
- 難治性の高血圧
- 心不全
- 心タンポナーデ
- 心膜炎
- 致死性不整脈
- 脳出血
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呼吸器症状
- 胸水貯留
- 肺水腫
※胸部X線で尿毒症性肺
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消化器症状
- 口臭
- 食欲不振
- 悪心、嘔吐
- 下痢など
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皮膚症状
- 痛痒症
- 色素沈着
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骨障害
- CDKに伴う骨ミネラル代謝異常(CDK-MBD)
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血液異常
- 高度の貧血(腎性貧血)
- 血小板機能低下による出血傾向
生活習慣病の管理や腎臓を管理する=全身の管理につながります
腎臓が悪くなると
起こること
腎臓は沈黙の臓器と言われるくらい初期症状がわかりづらい臓器です。
そのうえ、腎臓は悪くなると治すことができません。
早期発見・早期治療で腎機能の維持が可能です。
生活習慣病、ただの老化
と片づけずに腎臓の検査をおすすめします
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糖尿病性腎症が気になる
糖尿病性腎症は、糖尿病の合併症の一つで、上昇した血糖値が腎臓の機能を低下させる病気です。
初期には自覚症状がほとんどありません。
「微量アルブミン尿」が最初のサインです。さらに、進行するとむくみや高血圧、貧血などが現れます。
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高血圧が気になる
腎機能が低下すると、余分な水分や塩分が体内に蓄積され、血圧が上昇します。
血圧と腎臓には深い関係があるため腎臓のはたらきを守るためにも血圧をコントロールすることはとても大切です。
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貧血が気になる
「腎性貧血」になると、疲れやすい、動悸・息切れ、めまいなどの症状があらわれます。

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その他の症状
他、慢性腎不全が原因で現れる症状にはこのようなものがあります。
- 尿量の変化:多尿または少尿が現れることがある。
- 腰や背中の痛み:腎臓の近くで痛みを感じることがある。
- 疲労感:日常活動での異常な疲れを感じることがある。
- 食欲不振:食欲が低下することがある。
- むくみ、体重増加:体に余分な水分が蓄積することがある。
これらの症状がある場合は、早期に医師にご相談することが重要です。
生活習慣病の相談はこちら!
治療について

腎不全治療
慢性腎不全は、腎臓病の進行に伴い腎機能が徐々に失われた病態です。
失われた腎機能が回復する見込みはほとんどありません。
いかに進行を抑えて維持するかが重要になります。
当院では腎臓の機能低下に伴う症状の検査が可能です。
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内科的な治療
血圧や糖尿病の管理、生活習慣の改善などで腎臓への負担を減らします。
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定期的な検診・検査
血液検査や尿検査により、腎機能の状態を把握し、進行を早期に察知します。
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全身のプロフィール管理
腎臓だけでなく、心臓・血管・代謝など全身の状態を総合的にチェックし、合併症を予防していきます。
当院の生活習慣病の治療は「最適な治療 × 安心の連携」
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最適な治療をご提案
腎臓に関する専門学会に所属しておりますので、最新情報を患者さんへ共有します。
治療薬も患者さんに合わせたものを提案いたします。 -
総合病院との連携
より詳細な診察や、処置が必要になった際は大手前病院、大阪警察病院をはじめとした高度医療機関と連携して対応いたします。
対応している
腎臓疾患系難病について
当院では、指定難病の「IgA腎症、多発性嚢胞腎、一次性ネフローゼ症候群」の治療に対応しています。
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IgA腎症の治療
IgA腎症は、腎臓の糸球体に免疫グロブリンA(IgA)**という抗体が沈着し、慢性的な炎症を引き起こす病気です。
IgA腎症の治療は、腎機能の悪化を防ぐことが目的です。血圧管理が重要で、お薬を用いて尿中の蛋白を減らし腎保護を図ります。食事は減塩と適切なたんぱく質制限を行います。
活動性が高い場合や血尿・蛋白尿が強い場合は、扁桃摘出術とステロイド療法を組み合わせることがあります。
感染予防や生活習慣の改善も大切で、定期的な尿・血液検査による経過観察が欠かせません。 -
多発性嚢胞腎の治療
多発性嚢胞腎は腎臓に多数の嚢胞(液体の袋)が形成され、次第に腎臓が大きくなり機能が低下する遺伝性疾患です。
多発性嚢胞腎の治療は根本的治療はなく、進行抑制と合併症管理が中心です。血圧管理が重要で、お薬で腎機能保護を図ります。食事では減塩、適正な水分摂取、体重管理が推奨されます。嚢胞感染や尿路結石があれば速やかに治療し、腎機能が末期に至れば透析や腎移植を行います。

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一次性ネフローゼ症候群
一次性ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体に異常が起き、蛋白尿が大量に出ることでむくみや脂質異常を引き起こす病気です。原因が全身性疾患によらず腎臓自体に限局している場合を「一次性」と呼びます。
治療はステロイド薬が中心で、炎症を抑えて尿中の蛋白排泄を減らします。
むくみには利尿薬、脂質異常には食事療法や薬物療法を行い、感染予防や定期的な腎機能検査で経過観察します。
腎臓が悪くなると
透析が必要になります!思い当たる症状があれば
受診をしましょう!
人工透析について
当院では
生活習慣病(慢性腎不全)の
検査、診察、治療、透析まで
おこなっております。
血液検査や尿検査で腎臓の機能を評価します。
自覚症状がない場合でも、血液検査や尿検査で異常が見つかることがあります。
生活習慣病の治療は、
早期発見・早期治療が重要です。
とくに、腎機能の低下を放置すると、透析や腎移植が必要になる場合があります。
※当院では、腹膜透析、人工透析に
対応しております。
生活習慣病の治療は、早期発見・早期治療が重要です。とくに、腎機能の低下を放置すると、透析や腎移植が必要になる場合があります。
治療
診察の結果に応じて、必要な治療の提案やおくすりの処方をいたします。
また、生活習慣病の治療において、毎日の食事を適切に整えることはとても重要です。
特に、日々の食事での栄養素の摂取量を上手に調整することで、腎臓への負担を軽くし、病気の進行を抑える助けになります。当院でも、必要に応じて栄養指導を実施しております。

透析
人工透析は、腎臓の働きが著しく低下し、自力では体内の老廃物や余分な水分、電解質のバランスを維持できなくなった際に行われる治療法です。慢性腎臓病が進行し末期腎不全に至ると、体内の毒素が蓄積し、生命を脅かす危険があるため、腎臓の代わりに血液を浄化する「人工透析」が必要となるのです。
人工透析は通常、週に2〜3回、1回あたり4〜5時間かけて行われ、継続的な治療が必要です。

当院では、男女別に更衣室(鍵付きロッカー)や透析治療の前後に利用できる患者さん専用の休憩室をご用意しております。
(冷蔵庫、ポット、電子レンジあり)
更衣室
休憩室









