こんにちは。四天王寺南門前にある内科クリニック、医療法人慈洋会赤垣クリニック院長、赤垣洋二です。花粉症が発症すると、不整脈の症状が出現する方がいらっしゃいます。本日は、あまり知られていませんが、花粉症と不整脈についての関連性について解説していきます。
不整脈など、ご不安な方は、ぜひご相談ください。
花粉症と期外収縮の関連性
花粉症の症状や治療が、心臓の不整脈(特に期外収縮)に影響を与える可能性があることはあまり知られていません。このコラムでは、その関係性について解説します。
主な関連メカニズム
- 自律神経系への影響花粉症によるストレスや不眠は自律神経のバランスを崩し、不整脈を誘発する可能性があります。
- 抗ヒスタミン薬の影響花粉症治療に使用される抗ヒスタミン薬が、まれに心臓の電気的活動に影響を与えることがあります。
- 炎症反応の全身への影響アレルギー反応による炎症性物質の放出が、心臓の興奮性に影響を与える可能性があります。
注意が必要な症状
以下の症状が出現した場合は、医師に相談することが推奨されます:
- 動悸が頻繁に起こる
- めまいや失神を伴う
- 胸部の不快感が持続する
- 息切れが著しい
予防と対策
花粉症対策
- マスクの着用
- 花粉情報のチェック
- 帰宅後の洗顔・うがい
- 室内の清潔保持
心臓への配慮
- 十分な睡眠確保
- ストレス管理
- 規則正しい生活
- 適度な運動
医療機関への相談のタイミング
以下の場合は、内科または循環器科の受診を検討してください:
- 期外収縮の頻度が増加した
- 新しい花粉症薬の使用を開始する際
- 症状が悪化傾向にある
- 日常生活に支障をきたしている
花粉症の症状と期外収縮、どちらも生活の質に大きく影響を与える可能性があります。適切な対策と必要に応じた医療相談で、両方の症状をうまくコントロールすることが重要です。