新型コロナウイルスの環境別生存期間|赤垣クリニック|大阪市天王寺区の人工透析クリニック

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赤垣だより

新型コロナウイルスの環境別生存期間|赤垣クリニック|大阪市天王寺区の人工透析クリニック

こんにちは。医療法人慈洋会赤垣クリニックの院長、赤垣洋二です。新型コロナウイルスの感染予防には、ウイルスがさまざまな表面にどれくらいの期間生存するのかを理解することが重要です。ここでは、一般的な表面材質ごとのウイルスの生存期間について解説します。

プラスチックとステンレススチール

ウイルスが最も長く生存するのが、プラスチックとステンレススチールの表面です。これらの材質では、ウイルスは最大72時間、つまり3日間生存することが報告されています。このため、頻繁に触れるドアノブや手すり、キッチンカウンターなどは特に注意が必要です​

紙や段ボール

紙や段ボールの表面では、ウイルスは最大24時間生存することが確認されています。郵便物やパッケージを受け取る際には、受け取った後に手洗いをしっかり行うことが推奨されます​ ​。

布や紙

布や紙の表面では、ウイルスの生存期間は数時間から数日間です。例えば、衣服やタオルに付着した場合でも、長時間残ることは少ないとされています。ただし、頻繁に触れる布製品については、定期的な洗濯が重要です​

意外かもしれませんが、銅の表面ではウイルスの生存期間は比較的短く、約4時間です。銅は自然の抗菌性を持つため、ウイルスが長く生存することが難しいとされています​

環境条件の影響

ウイルスの生存期間は、温度や湿度、光の条件によっても大きく変わります。高温多湿の環境ではウイルスの生存期間が短くなり、紫外線にさらされることでウイルスが迅速に不活化されます。したがって、定期的な換気や日光の利用は効果的な対策となります​ ​。

感染予防のための対策

  • 消毒:アルコール(70%以上)や次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒は、ウイルスを効果的に除去する手段です。頻繁に触れる表面を定期的に消毒しましょう。
  • 手洗い:流水と石鹸を使ってしっかり手を洗うことは、ウイルスの拡散を防ぐための基本です。特に外出から戻った後や物を触れた後には、手洗いを徹底しましょう。
  • 換気:室内の空気を定期的に入れ替えることで、空気中のウイルス濃度を下げることができます。特に密閉された空間では、こまめな換気を心掛けてください。

まとめ

新型コロナウイルスの生存期間について知識を持つことで、感染予防策をより効果的に行うことができます。普段から消毒や手洗い、換気を徹底し、自分自身と周囲の人々を守りましょう。

感染予防をしっかり行い、健康で安心な生活を送りましょう。当院では、即日PCR検査、新型コロナウイルス抗原検査を施行しております。